2025 冬サーフィンにオススメの防寒アイテム8選|寒さ対策はこれで完璧!

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寒さが厳しい冬の海でも、快適にサーフィンを楽しみたい。

とはいえ、波待ちやウェットスーツの着脱時は、想像以上に体が冷えます。

そんな冬サーフィンを支えてくれるのが、ちょっとした「防寒対策グッズ」。

この記事では、実際に効果を実感できる8つのアイテムを厳選。

冬でも海に入りたいサーファーに向けて、あたたかく快適な時間をサポートするアイテムをご紹介します。

筆者は、2008年からサーフショップオーナーとして新品・中古サーフ用品を2500点以上取り扱ってきた経験をもとにサーフアイテムやハウツーなどのサーフィンに特化したウェブマガジンを運営しています。

冬サーフィンの寒さ対策に!あると便利な防寒アイテム8選

寒い冬のサーフィンを快適にするには、防寒対策がカギ。

着替え・波待ち・浸水防止など、シーンごとに役立つ便利なアイテムを8つ紹介します。

ポンチョ|冷たい風から体を守る、冬の着替えの必需品

冬の海上がりで最も冷えるのが「着替えの時間」。

風を防いで体を温めながら着替えられるポンチョは、冬サーファーの必需品です。

ウェットスーツを脱いだ瞬間に冷たい風が肌に当たり、一気に体温が奪われてしまいます。

そんなとき、防寒性のあるポンチョがあれば、外気から体を守りつつ、安心して着替えることができます。

特に冬用の厚手ポンチョは、風をしっかり防いで保温性も高く、寒い季節には欠かせないアイテムです。

ポンチョには夏向けの薄手タイプと、冬用の厚手タイプがあります。

兼用するより、季節に応じて使い分けるのがベスト。

暑い季節に厚手のポンチョでは不快ですし、その逆も同様です。

女性は季節を問わずポンチョがあると便利ですが、男性は暖かい時期はバスタオルで済ませる人も多め。

1着だけ選ぶなら、まずは寒い時期に対応した防寒用ポンチョがおすすめです。

サーフィン、海水浴などビーチシーンの着替えに便利なポンチョ特集はこちらで紹介しています。

プライバシーテント|海上がりのシャワー&着替えが格段に快適に

ポンチョは冬場のウェットスーツの着替えに大きな助けになります。

特に着替えのとき、肌を冷たい外気にさらさずにすむので、防寒対策としては非常に優秀です。

ただし、海から上がったあとに温水シャワーで体を流す際は、少し勝手が違ってきます。

ウェットスーツを脱いでからしっかり体を洗いたい場面では、ポンチョを着たままではシャワーができず、どうしても水着やインナー姿で外気に肌がさらされてしまいます。

このときに大活躍するのが「プライバシーテント」。

外気や風を遮りつつ、人目を気にせず着替えやシャワーができる空間が作れます。

底面がない、または取り外せる構造のものなら、テント内でシャワーをしても水が自然に流れ出るため安心です。

寒さが厳しい日には、この一瞬の寒さ対策が雲泥の差。

海上がりのケアを快適にしたい方にとって、プライバシーテントは冬サーフィンの強い味方です。

なお、敷地の狭いポイントや人の多い場所では、周囲への配慮を忘れずに使用しましょう。

ポリタンクカバー|温水のぬくもりをしっかりキープ

寒い日のサーフィン後に欠かせないのが、温かいシャワー。

でも、熱々のお湯をタンクに入れても、冷たい風や外気であっという間にぬるま湯になってしまう…という経験、ありませんか?

そんなときに役立つのが保温性のあるポリタンクカバーです。

カバーでしっかり保温しておけば、海上がりでもホッとする温かさのシャワーがキープできます。

お湯の温度や放置時間によっては調整が必要ですが、一度使うと手放せなくなる冬サーフィンの便利アイテムです。

給湯器で沸かした60〜70度ほどの熱めのお湯を入れ、保温カバーを使っておけば、海上がりでもしっかり温かいシャワーを浴びることができます。(放置時間で温度差はありますので各自で調整しご使用ください。)

オススメのポリタンクカバー、保温カバーの紹介から、より保温性を上げるための対策方法については、こちらで詳しく紹介していますのでご覧ください。

ウェットスーツ用防寒インナー|寒さを内側からブロックする快適レイヤー

セミドライを着ていても、真冬の海では「もう少し暖かさが欲しい…」と感じることがあります。

そんなときにおすすめなのが、ウェットスーツ用の防寒インナーです。

各メーカーからは、裏起毛素材など保温機能を備えたインナーが豊富にラインナップされています。

体の熱を閉じ込め、冷たい海水の侵入による冷えを軽減してくれる頼れるアイテムです。

インナーには、上下が一体になった1ピースタイプや、トップス・ボトムスが分かれた2ピースタイプがあり、袖丈やパンツ丈もロンスプ、ロングスリーブ、ロングタイツなど様々。

特に海上がりにはインナーが濡れて脱ぎづらくなるため、着脱しやすい2ピースタイプを選ぶのがおすすめです。

自分のスタイルや水温に合わせて、最適なタイプをチョイスしましょう。

ウェットスーツからの浸水でお悩みの方、冬の防寒対策用のインナーでご検討中の方はこちらで詳しく紹介していますのでご覧ください。

ホットジェル|体感温度を上げる、冬サーフィンの隠れた名アイテム

冷たい風や海水で体温が奪われやすい冬のサーフィン。

そんなときに役立つのが「ホットジェル」です。

これは、肌に塗ることで体感温度を上げるマッサージジェルで、サーファーの間でも人気の防寒アイテム。

特に背中や太ももなど、冷えを感じやすい部分に塗っておくと、冷水の刺激を和らげてくれます。

ただし、使用前には必ずパッチテストを行い、注意書きをよく読みましょう。

肌の弱い方や、傷・湿疹などがある場合は使用を控えてください。

使用中に赤み・かゆみ・刺激などの異常があった場合も、すぐに使用を中止してください。

使い方を守れば、冬の海でのストレスを和らげてくれる頼もしい一本です。

ウェットチューブ(バンド)|ブーツの浸水を抑えて快適さアップ

冬のサーフィンでよくある悩みのひとつが、サーフブーツの中に海水が入ってくること
冷たい水が足に流れ込むと、不快なだけでなく体温の低下にもつながります。

そこでおすすめなのが「ウェットチューブ」や「ウェットバンド」と呼ばれるアイテム。
サーフブーツの上から足首に巻くだけで、ブーツとウェットスーツの隙間からの浸水をしっかりブロックしてくれます。

防寒性と止水性が格段にアップし、足元の冷えが気にならなくなるため、冬サーフィンがより快適に。
セミドライや防寒ブーツと組み合わせて使うと、効果をさらに実感できます。

また、水が入らなサーフブーツの特集も記事にしてますので気になる方は、あわせてご覧ください。

キドニーベルト|腰痛・腰の冷え対策

冬の海では、腰まわりから体の芯まで冷えてしまいがち。
特に腰痛を持っている人にとっては、冷えが症状を悪化させる原因にもなります。

そんな冷え対策におすすめなのが**「キドニーベルト」
保温性に優れた裏起毛素材を採用し、さらにマジックヒーターが付属されており、海の中でも簡単にスイッチが入れられる優れもの。

腰をしっかり温めることで、全身の体温維持にもつながり、寒さによる体のこわばりを和らげてくれるのがポイント。
また、水陸両用仕様のため、海だけでなく陸上での防寒や腰痛サポーターとしても活用できます。

冬サーフィンを快適に楽しむための、隠れた名サポートアイテムです。

耳栓(サーフイヤー)|サーファーズイヤー対策「耳の保温&健康を守る」

防寒対策とは少し異なりますが、冬の冷たい海水や風が引き起こす“サーファーズイヤー”の予防も大切なケアのひとつです。

サーファーズイヤー(外耳道骨腫)は、冷水や風の刺激を長年受け続けることで外耳道の骨が徐々に盛り上がり、耳の穴が狭くなってしまう症状。

痛みや炎症だけでなく、進行すると難聴を引き起こし、手術が必要になるケースもあります。

この症状はサーフィンの年数や冬の海への入水頻度に比例してリスクが高くなると言われているため、早めの対策が重要です。

耳栓(サーフイヤー)は冷たい水や風の侵入を防ぎ、耳を守るためのシンプルながら効果的なアイテム。
冬場だけでも使用することで、将来的なリスクを大きく減らすことができます。

ウェットスーツ、サーフブーツ、グローブ、ヘッドキャップについてはこちらをご覧ください。

終わりに|寒さに負けず、冬の海を快適に楽しもう

冬のサーフィンは、寒さとの闘いですが、防寒対策をしっかり行えば、むしろ静かで集中しやすい最高のシーズンになります。

今回ご紹介した8つの防寒アイテムは、どれも実際に効果を感じやすく、冬特有の悩みを和らげてくれるものばかりです。
自分のスタイルや体質に合った対策を取り入れて、寒さに振り回されず、快適に海を楽しみましょう。

「快適さ」は、継続のカギ。

しっかり準備して、冬のサーフィンをもっと自由に、自分らしく。