この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
サーフィンの基礎動作といえば「パドリング」。
波に乗るためにも、沖に出るためにも欠かせない動作ですが、初心者の多くが「進まない」「すぐ疲れる」と悩みます。
正しいフォームを知らないまま続けると、余計な体力を消耗して挫折につながることも。
この記事では、基本の姿勢から疲れにくい漕ぎ方までを解説し、あわせて役立つ動画も紹介します。
2008年からサーフショップオーナーとして新品・中古サーフ用品を2500点以上取り扱ってきた経験とサーフアイテムやハウツーなどのサーフィンに特化したウェブマガジンを運営する筆者が、時間をかけて選んだオススメの商品のみを厳選し紹介しています。
なぜパドリングは重要なのか重要なのか

パドリングとは:サーフボードの上で腹ばいになり両腕で水をかく動作。
- サーフィンの動作の8割はパドリング
- 進まないと沖に出れない・波をキャッチできない
- 疲れるフォームは続かない → 挫折の原因になる
正しいパドリングの基本姿勢

- 頭(顔)を起こす:ただし無理のない範囲で自然に、胸は反らし過ぎない
- 目線は前方:前方を自然に見る
- ボードの中心に乗る:ストリンガーの真ん中に位置する。前後もボードの中心後ろすぎても前すぎてもNG。
- 足は閉じる:バタバタさせず揃えることで安定感UP
手の使い方と水のキャッチ

- 手のひらは閉じすぎず、開きすぎず「自然な指の開き」がベスト:指と指の間が少し空くことで“手ひれ”の役割にもなり、水を効率よくキャッチできる。なお、手を閉じると余計な力みが出やすいく、開きすぎるとキャッチした水が抜けてしまうので注意したい
- 水泳のクロールのようなイメージで漕ぐ。リズムよく、力みすぎず「水の抵抗を感じながら」漕ぐのがコツ
ポイントは、基本のパドリングは、「基本姿勢を意識し一定のスピードでリズム良くで淡々と漕ぐ」
初心者がやりがちな間違い

- 体が横ブレする :水の抵抗が増えてスピードダウン
- 腕だけで漕ぐ(肩や背中を使えていない):遅い・疲れる
- 頭を下げすぎる・下を見る:視界が狭くなる、ノーズが沈む・刺さる、テイクオフの動作に悪影響・パーリングしやすい
- 胸を反らしすぎる:ボードの前後のバランスを崩す、失速しやすい
- 足を開く:水の抵抗が増えてスピードダウン、バランスも崩しやすい
- 力任せに漕ぐ:疲れやすい、横ブレのする・ボードが傾きやすくなる
- 漕ぐスピードがバラバラ(一定でない):スピードが乗りにくい、加速しにくい、失速しやすい
横ブレを防ぐポイント
- ボードの上で常に軸を意識(背筋も意識し肩が横ブレないように水平に保つ)
- 手を真っ直ぐ前に伸ばし、水をしっかりキャッチ
- 左右の力を均等にする
- 目線は前方を自然に見る
- 力まずリズム良く漕ぐ
パドリングでありがちなミスのひとつが「横ブレ」です。
ボードの上で体が左右に揺れると、サーフボードも傾きやすくなり、水の抵抗を強く受けてしまいます。その結果、せっかく漕いでも失速して前に進みにくくなります。
この横ブレは、パドリングに慣れていない初心者によく見られる症状です。
「力んで腕だけで漕いでいる」
「力一杯漕ぎすぎる…肩を動かしすぎて横ブレしている」
「左右の動きがアンバランス」
というのが主な原因。
安定して真っ直ぐ進めるようになると、体力の消耗が減り、波をキャッチできるチャンスも増えていきます。
つまり横ブレを改善することは、「疲れにくく効率的なパドリング」への第一歩であり、サーフィン上達の近道でもあるのです。
動画で学ぶパドリングのコツ
🎯 イチオシ動画
「サーフィン初心者が習得しておきたいブレない方法」
- 基本姿勢から手の入水・かき方まで網羅
- 初心者にわかりやすい
- 悪い例あり
他にも参考になる動画
疲れにくいストロークを解説した動画、初心者が最初に意識すべきフォームを丁寧に解説した動画、実演から、ミッド・ロング向けなど
複数見ることで「自分に合うフォーム」を見つけやすいくなります。
パドリング上達のための練習法
- 陸上でフォーム確認(クッションを敷いて反復練習)
- 海では短時間でも反復 → 疲れすぎない範囲で続ける
- とにかく「正しいフォームを体に覚えさせる」ことが大事
まとめ
パドリングはサーフィンの土台となる大切な動作。
正しい姿勢と効率的な漕ぎ方を覚えれば、
- 疲れにくい→練習量が増える
- 速く進める→沖にでやすくなる・波を沢山キャッチできる
- 自身がつく→上達スピードUP
という効果が出てきます。
まずは動画を見てフォームを確認し、陸トレと海での実践を繰り返してみましょう。