サーフボード用「簡易ソフトキャリア」オススメ5選 車載 ルーフ

サーフボード用「簡易ソフトキャリア」オススメ 車載 ルーフ

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車でサーフィンに行く際、こんな悩みはないだろうか?

「友達数人でサーフィン行くことになったが、車の室内スペースの問題でサーフボードが入りきらない…できれば一台で一緒にいきたい。」

「ロングボードを始めたいと思っているが、ボードが長くて車に中積みできない。」

それなら、サーフボードを車の屋根(ルーフ)に積載するためのルーフキャリアの出番だ。

いやいや。

「普段は一人でサーフィン行くし、友達複数人と行くことなんて滅多にないから…ルーフキャリアの出番なんてほとんどないよ」

「サーフィンは、行っても年に2、3回程度だし、もしかしたら車を買い替えるかもしれないので、現時点ではあまりお金かけたくない」

そんな悩みを持つあなたにオススメなのが、サーフボード用の簡易ソフトキャリアです。

筆者は、2008年からサーフショップオーナーとして新品・中古サーフ用品を2500点以上取り扱ってきた経験をもとにサーフアイテムやハウツーなどのサーフィンに特化したウェブマガジンを運営しています。

サーフボード用の簡易ソフトキャリアはどんな人にオススメ?メリット・デメリットを徹底レビュー

サーフボード用 簡易ソフトキャリア ルーフ設置例・ロングボード、ミッドレングス2本固定  フロントサイドのアングル

ここでは、「サーフボードを車載するためのルーフ用簡易ソフトキャリア」を実際に使ってみて感じたメリット、デメリットを紹介。簡易ソフトキャリアが、どんな人にオススメか?購入を迷っている方にとって役立つ内容になっています。

また、車種や高速道路の使用など積載の際の注意点についても紹介していますので、ぜひ、最後までご覧ください。

ルーフ用の簡易ソフトキャリアとは

サーフボード用「簡易ソフトキャリア」DSURF SOFT RACKS DESTINATION

車のルーフ(屋根)にサーフボードやスキー、スノーボードなどのアイテムを車載するためのキャリアを、簡易的に必要な時だけ取り付けできるようにしたソフト素材のキャリアです。

一般的なルーフキャリアに比べ、安価で誰でも手軽に設置し積載することができます。

また、車種を選ばず 多くの車に対応可能です。

ちなみに、ここで使用しているソフトキャリアは「Destination Soft Rack Single」。かれこれ15年くらい前に購入したものなので、バックルやベルトなどの仕様は変わっていますが、基本的な構造、取り付け方法は、当時と変わっておらず、ほぼ同じです。

普段は、ほとんど使用することはありませんが、一緒にサーフィンに行く人数が多い場や友人が困っており貸してあげたりとか…持っていて良かった…という場面がこれまで何度もありました。

なお、筆者のバックル、ベルトの部分はこのようなタイプですが、

サーフボード用 簡易ソフトキャリア DSURF SOFT RACKS DESTINATION ルーフ設置例 固定用バックル

現在は、固定がより簡単な、下の画像のようなタイプのバックルを採用しているキャリアが増えています。

サーフボード用 簡易ソフトキャリア DSURF SOFT RACKS DESTINATION ルーフ設置例 最新モデルの固定用バックル

※ こちらの写真はキャリア用ではなく荷締め用ベルトです。

メリット

  • 設置が簡単
  • 必要な時だけ設置し、使わない時は外しておける
  • 車種を選ばない(多くの車種に対応)
  • 価格が安い

設置が簡単

サーフボード用 簡易ソフトキャリア ルーフ設置例・ロングボード、ミッドレングス2本固定 固定方法

ソフトキャリアの設置は工具不要。

車のルーフの前後2箇所にベルトを巻きつけ固定するだけ。

しかも、ベルトは金具に通し締め付けるだけの簡単な作業です。

サーフボードを積む際も、一般的なハード系のキャリアとさほど手間の差はなく積載、固定できます。

車種を選ばない(多くの車種に対応)

一般的なベースキャリアは、車種にあったものでなければ車に取り付けることができませんが、ソフトキャリアは車種を選ばず、多くの車種に対応してくれます。

多くの車種に対応可能なので、車を買い替えたときにもそのまま使えます。

また、「スライドドア車には対応していない」との記載されている場合もあり、スライドドア車によっては取り付けられない場合もありますが、経験上スライドドア車でも、取り付け場所は限定されるものの、対応できない言うことはないと考えます。

ただし、こちらの車のように2ドアタイプの車にはお勧めできません

サーフボード用 簡易ソフトキャリア ルーフ設置例・ロングボード、ミッドレングス2本固定

設置例(この記事用に撮影した悪い例なので真似しないでくださいね)のように無理やりフロントドア部に前後用のキャリアを巻き付けてしまえば、取り付けられないことはありませんが、サーフボードの長さから考えると、前後の間隔が狭くバランスが悪いので固定が甘くなり走行中にボードが動いてしまい、サーフボードや車を傷つけたり、落下の危険性も高くなります。

サーフボード用 簡易ソフトキャリア DSURF SOFT RACKS DESTINATION ルーフ設置例 推奨位置の説明

写真の車に固定するなら、本来はオレンジ色の矢印の位置ぐらいに前後のキャリアを取り付けると、サーフボードをしっかり固定でき走行中にもズレたりベルトが緩んだりしなくなりますが、後部座席側にドアがないために取り付けることができません。

このような理由から、2ドアタイプにはソフトキャリアは向きませんし、走行中の安全面でリスクが高いのでお勧めしません。

必要な時だけ設置し、使わない時は外しておける

サーフボード用「簡易ソフトキャリア」DSURF SOFT RACKS ケース DESTINATION

ソフトキャリアは、車に付けっぱなしにしなくてよい。

※使用しない時は車両に取り付けたままにしないでください。(雨漏りや商品劣化の原因にもなります。)

キャリアの取り付け、取り外しが簡単に素早くできるので、使わない時はケースに入れて保管しておけます。

ケースに入れることでコンパクトに収まり、軽くて収納時も場所を取らない。

価格が安い

一般的なキャリアの場合、ベースキャリアとサーフボードを固定するための専用のアタッチメントまたはベルトやクッション材などを揃える必要があり、価格もそれなりにします。

ソフトキャリアは、それ単体で、ベースキャリアとアタッチメントの全ての機能が備わっていますので、他に準備する必要もなく、価格も安く手にいれることができます。

また、多くの車種に対応可能なので、車を買い替えてもそのまま使えるため経済的です。

デメリット

  • 走行中の安全面で不安がある。
  • 高速道路の走行には向いていない。リスクが高い。
  • たくさん積載できない。
  • 手間がかかる。
  • 雨の日は、室内に雨水が流れ込んでくる。

走行中の安全面で不安がある

まず、前提として正しくしっかり積載、固定(ベルトの締め付け)ができていれば、しっかり固定してくれますし、一般道の走行にも耐えうるだけの積載力は十分に備わっています。

とはいえ、一般的なハード系のルーフキャリアに比べ強度面やベルトの締め付けにも限界があるため、緩んだり、ズレたりしやすい。最悪の場合、外れてしまうなどリスクは少なからず上がります。

サーフボードの積載本数は仕様の範囲内で積むことはもちろんですが、仕様の範囲内の本数であっても沢山積む場合はそれだけリスクは上がるので走行時はスピードは出しすぎず安全面に気をつけつつ、たまに緩みがないか確認しながら走行したい。

高速道路の走行には向いていない。リスクが高い。

実際に使用した経験・個人的な見解ですが…

高速道路の走行を目的とした使用は、安全面でのリスクが高く、あまりオススメしません。

前述のように、ベルトの締め付けにも限界があるため、緩んだり、ズレたりしやすいため、スピードを出す高速道路では風の抵抗を受けやすく、締め付けが緩み、ズレ、最悪の場合、外れてしまうリスクが高くなります。

高速道路の走行を前提としてキャリア購入検討をしているのであれば、一般的なハード系のキャリアをお勧めします。

どうしても高速道路の走行をする必要がある場合は、高速道路に入る前に、今一度、キャリアやサーフボードの固定に緩みがないか確認し、スピードは抑えて走行したい。また、こまめにサービスエリアに入り、緩みがないか?こまめなチェックを心がけたい。

たくさん積載できない

ハードキャリアに比べると強度面やベルトの締め付けにも限界があるので積載できる本数は少なくなるだろう。

手間がかかる

サーフボード用 簡易ソフトキャリア DSURF SOFT RACKS DESTINATION ルーフ設置例 上からのアングル2

頻繁にキャリアを必要とする人には向かない。

ソフトキャリアの設置も簡単で慣れればそれほど時間はかからないし、サーフボードの積み下ろしや固定もハード系キャリアと比べても、手間あまり変わらないのですが、頻繁(定期的)にサーフィンに行く場合は、大した時間ではないのだが、ソフトキャリアの設置が面倒に感じるようになる。

雨の日は、室内に雨水が流れ込んでくる

サーフボード用 簡易ソフトキャリア DSURF SOFT RACKS DESTINATION ルーフ設置例 車の室内の設置画像

ベルトは上の画像のようにルーフに巻き付け室内側でキャリアを固定しますが、ご覧のように室内にベルトが通っており、雨の際に天井側で雨水がベルトに染み込み伝って中に入り込んできます。次第にシートなどに流れ落ちて濡れます。

対策としては、その日の雨量にもよりますが、タオルなどを室内のベルトに巻き付けておくと、垂れ落ちてくるのを防げるでしょう。

簡易ソフトキャリアはこんな人にオススメ!

サーフボード用 簡易ソフトキャリア DSURF SOFT RACKS DESTINATION ルーフ設置前

メリット・デメリットからまとめると、

「夏の短期間だけサーフィンしたい」「年に数回程度しかサーフィンに行かない」「たまに友達といく場合などで、車に中積みできないときだけ使いたい」

と言うようなキャリアの使用頻度が少なく「基本的に高速道路の走行を目的とした使用でない」という方に、簡易ソフトキャリアは向いていると考えます。

逆に、頻繁にサーフィンに行く方で、キャリアの使用頻度が高い場合や高速道路の走行がメインとなる方には向いていません。

ソフトキャリアは「ダブル」より「シングル」を選ぶべき!?

サーフボード用 簡易ソフトキャリア ルーフ設置例・ロングボード、ミッドレングス2本固定 前方からのアングル

「シングル」が中央に1列積むのに対し、「ダブル」は2列に並べて積むのでサーフボードを2倍積むことができますが、沢山積む必要がないのであれば、

できるだけ「シングル」を選ぶこと

シングルだとルーフの中央に積むため、積み下ろしも容易で走行時の安全面でも安心感がある。

ダブルは、2列に並べるためルーフ部の車幅があるていど必要ですが、ルーフの幅は思っているより狭いので、特にロングボードなど幅広のサーフボードは積載する場合、幅に余裕がないと取り付けや積み下ろしに手間がかかったり、走行中の安全面にも影響してしまいます。

ダブルを検討されている方は、ルーフ幅に余裕があるか事前に確認しておきたい。

個人的な見解にはなりますが、どうしてもダブルでないと足りないと言う方以外を除き、軽自動車はもちろん、多くの普通車でもシングルの方が扱いやすく相性がよい。

オススメの簡易ソフトキャリア5選

サーフボード用 簡易ソフトキャリア DSURF SOFT RACKS DESTINATION ルーフ設置例 サイドからのアングル

サーフギアやサーフィン関連の用品を長年扱う人気のメーカー(ブランド)を中心に紹介。

FCS エフシーエス

サーフボード用のフィン、ハードケースなど様々なサーフアイテムを販売する人気のブランド「FCS」のソフトキャリア

FCS サフボードキャリア ラック CAMLOCK SOFT RACKS シングル

パッドとカムロック・タイダウン付き。

頑丈なメタルバックル、強度のあるナイロンベルトを使用。

440mm幅の高密度フォームが内蔵されたパッドに頑丈な 32mm ウェビングロープ(ベルト)。

ショートボードで1~3本、ロングボードで1~2本を結束可能。

FCS サーフボードキャリア ラック CAMLOCK SOFT RACKS ダブル

より多くサーフボードを積載することができる「ダブル」。

ショートボードで1~6本、ロングボードで1~4本を結束可能。

基本的な仕様はシングルと同じ。

Destination ディスティネーション

様々なサーフアイテムを販売するブランド「Destination」のソフトキャリア

Destination サーフボードキャリア ソフトラック シングル

より多くサーフボードを積載することができる「ダブル」。

ショートボードで1~3本、ロングボードで1~2本を結束可能。

基本的な仕様はシングルと同じ。

Destination サーフボードキャリア ソフトラック ダブル

ショートボードで1~6本、ロングボードで1~4本を結束可能。

基本的な仕様はシングルと同じ。

OCEAN&EARTH オーシャン&アース

様々なサーフアイテムを販売するブランド「OCEAN&EARTH」のソフトキャリア

OCEAN&EARTH ラップラックス シングル

ショートボードで1~3本、ロングボードで1~2本を結束可能。

大きめのシングルパッドは弾力のある素材でサーフボードに優しい設計。

OCEAN&EARTH ラップラックス ダブル

ショートボードで1~6本、ロングボードで1~4本を結束可能。

基本的な仕様はシングルと同じ。

その他メーカー

Soft Roof Rack 2枚積み

ストラップ素材は厚手と硬いウェビングバンド、バックル素材は亜鉛合金。 デュアルバーは、耐久性の高いファブリック600Dオックスフォードキャンバスと頑丈なバックルをためらうことなく使用しています。

風音や風圧を減少し、輸送中の振動を有効的に減少させるために設計されています。

サーフボード1〜2を結束可能。

エーモン(amon) OGC ソフトキャリア 車用 ルーフキャリア

こちらは、キャンプ向けのキャリアですが、サーフボードも積載可能なようです。ただし、積載荷重が最大10kgなのでサーフボード1枚までにしておいたほうが良いでしょう。

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