サーフィンにオススメの「サーフキャップ&ハット」効果と選び方 | サーフィンマガジン「73NAVI(なみなび)」

サーフィンにオススメの「サーフキャップ&ハット」効果と選び方

サーフィン用帽子「サーフキャップ&ハット」

サーフィン中の顔の日焼けや頭皮、髪のダメージを防ぐオススメのサーフキャップ&ハットを紹介。使用する上で注意したいことやメリット、デメリットとは?各ブランドのサーフィン用帽子(メンズ&レディース)をセレクト。

1)サーフキャップ&ハットについて

サーフィンを楽しむ上で注意したいのが夏の日焼けや熱中症、髪や頭皮のダメージです。これらの対策としてサーフィン用の帽子(キャップ・ハット)は効果的と考えます。しかしながらサーフィンで使用する場合どのようなことタイプの帽子があるのか?どのようなものが良いのか?使用する上で注意したいことなど、初めての方に分かりやすく説明していきたいと思います。

サーフキャップ&ハット(オーシャンアンドアース)カタログ

髪、頭皮、肌のダメージ対策に効果的

紫外線は肌や頭皮、髪の老化に大きく関わっており、髪のダメージや薄毛・抜け毛、皮膚のトラブルの原因にもなります。特にサーフィン中は紫外線だけでなく海水にもさらされ、より頭皮や髪の老化ダメージを招きます。もちろん紫外線を浴びたからと言ってすぐに影響を受けるわけではありませんが、長年にわたって蓄積されたダメージによりこれらのトラブルを引き起こすリスクは高くなりますので、普段から対策は行っておきたいところです。サーフィン時に帽子を被ることででこれらのリスクを抑えることにつながることでしょう。

また、顔の日焼けも注意したい、水に強いウォータプルーフの日焼け止めを塗ることはもちろんですが、長時間の強い日差しを受けやすいサーフィンではこれだけではなかなか防ぐことはできません。帽子をかぶるだけでも、日焼けしやすい鼻や頬、おでこなどを日差しから避けてくれるので、日焼けでお悩みの方は積極的に使いたい。

サーフキャップ(オーシャンアンドアース)フロント側

髪のケア対策(補足)

少し話が逸れてしまいますが、髪の場合、サーフィン後にトリートメントなど髪のケアをすることも大事ですが、それ以上に大事なのがサーフィン前の対策です。髪が濡れていると表面のキューティクルが開いた状態になり、とても傷つきやすくなります。長時間、水に濡れたままなので髪はかなりダメージを受けてしまいます。対策として水に強いヘアオイルやサンケアプロテクトでコーティングさせておくことで、ある程度ダメージを抑えることができます。ダメージした髪をケアすることも大事ですがそれよりも、なるべく髪にダメージを与えないということが一番。さらにサーフキャップやハットを被ることで紫外線から髪を守ることができます。

熱中症対策にもなる

夏の炎天下でのサーフィンは熱中症にも要注意が必要です。「水(海水)に浸かっているから、大丈夫でしょ!」なんて思っている方もいるのでは!?、確かにアスファルトの上などよりも、海水で体を多少でも冷やせる分 まだ良いのかもしれませんが、サーフィン中は体が濡れていることもあり気付きにくいのですが、実は大量の汗をかいていたりします。つい熱中症対策を怠りがちですが水分補給などしっかりと対策を取る必要はあります。帽子は直射日光から頭部を守り熱中症対策にも有効と言われております。また熱中症対策には「つばがついているもの」「通気性が良いもの」が良いとされているようです。なお通気性が悪い帽子は熱がこもり逆効果になることもあるので(サーフィンでは海水に濡れ多少冷やされたりするので基本的には問題なさそうにも思われますが。。。)ご注意ください。

サーフキャップ(TLS)フロント側

紫外線から目を守る

肌と同様に目も紫外線が入った場合はダメージを受けていますので対策を行う必要があります。流石にサーフィン中はサングラスは難しいですが紫外線をカットするコンタクトレンズやツバの付いた帽子は有効です。(余談ですがサングラスやコンタクトレンズは色が薄いものを選びたい…色の濃いものを使用すると瞳孔が開き、より多くの紫外線が瞳に侵入してしまうのでオススメできません。)

帽子はつばの長くて広い方が紫外線対策として有効ですが、視界の影響や水中にも対応しなければならないサーフィンでの使用ということを考慮し検討する必要があります。

キャップorハットどちらが良い?

サーフィン用の帽子にはキャップとハットがあります。どちらを選ぶかは好みで良いかと思いますが、迷っている方へ、少し情報をお伝えしておきます。キャップの場合はつばがしっかりしており波を受けたりしても形状が変わらないのですが、ハットはつばが波打ったりするので、形を整える手間が多少増えるかもしれません。キャップやハットのつばの長いものなどは、パドリングなどで疲れてくるなど背中をそらせなくなった場合に帽子のつばが邪魔して視界が悪くなることもあります。正直なところ、人それぞれに癖や感じ方個人差があるので、実際のところ使ってみないとどちらが使いやすいかは判断が難しく、また相性もあります。ちなみに筆者はキャップ派で、つばは短すぎないものを選んでいますが、正直なところルックス重視で使いやすさというよりは単純に好みで選んでます。

ストラップの種類

サーフキャップには3つのタイプのストラップがあります。それぞれ特徴があり、波のコンディションで上手に使い分けると良いでしょう。中には2種類のストラップを組み合わせたキャップも販売されています。

①丈夫でホールド感の高い幅広のストラップ

帽子の流れ止め的な役割をするストラップですが、しっかり固定できる幅広のストラップが頭から外れにくいので、安心感がありオススメです。 ただし、ストラップが幅広でフック?などもついており、顎の部分が少々ごわつきやすかったり、人によってはしっかり閉めると顎の部分が痛くなったりする場合もあります。

サーフキャップのストラップ部

また見た目も耳から顎にかけて太いストラップが美しいとは言えませんが、ストラップと帽子本体の縫製も強固に仕上げるこができ、強度や機能面ではこれが一番でしょう。筆者はこのタイプも使用しています。

サーフキャップのストラップ縫製例

②適度なホールド感のあごひものストラップ

次に細いアゴヒモタイプのストラップですが、ホールド感はやや劣り、頭から外れたりズレやすい。ある程度サイズがある波では外れやすくなります。また外れて流され失くしてしまうリスクも上がります。一方で装着時の見た目や窮屈感も少なく、一定のホールド感はあるので小波など波が穏やかで帽子が脱げる頻度が少ないような場合にオススメ。

③装着時のストレスが少ないリーシュ(流れ止め)タイプ

もう一つは帽子のリーシュと言いましょうか、アゴヒモが付いておらず流れ止めの紐がついているタイプです。この場合は帽子がある程度キツめと言いましょうか、調整用のスナップボタン等で頭にフィットさせた状態で使用しないと帽子が直ぐに抜けてしまいます。またパーリングやドルフィン・ローリングスルーなど一定の水圧がかかると簡単も帽子が脱げてしまいますので、その度に帽子を被り直す必要があり少々面倒です。ただし首に止めたリーシュ(流れ止め)で帽子は流されることはありません。

サーフキャップのリーシュ縫製例

この点は細いあごひもタイプのストラップよりも安心感はあるかもしれません。(ただし、リーシュの根本の縫製がそれほど強固にできないこともあり、バワーのある波や劣化など…場合によっては縫い目から切れて流され無くしてしまうこともありますので、工夫して使用すると良いでしょう。)ルックス的にはアゴヒモもなく見た目は一番良いです。このタイプは小波など波が穏やかで帽子が脱げる頻度が少ないような場合にオススメ、顎に装着するストラップもないのでストレスがありません。筆者も穏やかな日にはこのタイプを使用しています。

頭部のサイズ調整

頭部のサイズ調整はサーフィンではある程度フィットさせて被らないと、脱げたりずれやすくなったりしますので、購入の際にはチェックしておきましょう。キャップの場合、頭のサイズに合わせ調整できるようになっているものがほとんどで、スナップボタンやベルクロ、アジャスター仕様などがあります。

サーフキャップ サイズ調整用スナップボタン

サーフキャップ(オーシャンアンドアース)サイズ調整用ベルクロ

微調整はベルクロ、アジャスタータイプの方が調整しやすいかと思いますが、スナップボタンタイプでも問題はないでしょう。ハットは異なるタイプですが同様に調整は可能となっています。

後頭部から首元までカバーするリージョネアスタイル

「リージョネアスタイル」と呼ばれる後頭部から首元まで直射日光を避けて(カバーして)くれる帽子も販売されています。太陽光によって体力を奪われず熱中症対策、日焼け予防にも効果的です。

サーフキャップ&ハットのデメリット

サーフィン時に帽子をかぶるメリットは多く基本的にはオススメしたいアイテムですが、場合によっては危険な道具になってしまう可能性もありますので上手に使いたいものです。

波に巻かれたり、パーリング時に邪魔になる

サーフキャップやハットの一番のデメリットと言えば水中でのトラブルです。ドルフィンスルー、ローリングスルーで波を越えて沖に出るときや、パーリングしたり波に巻かれたりした際、着用の帽子がズレたり脱げたりしてしまうことです。帽子の形状やフックの留め具のタイプ、フィット感などの条件よって違いはありますが、全く影響を受けないということはないでしょう。波が小さい時や穏やかな日などは、比較的影響を受けませんが、サイズアップしたりハードな波になればなるほど影響を受けてしまいます。帽子がズレたり脱げたりする度に被り直したりしなければならなく、大体そうい時はサイズアップするなどして沖に出るのが大変だったりしますので、これが意外と面倒で邪魔に感じたりするものです。

そして一番注意したいのが、波に巻かれたりして、ストラップが首に巻きつき締めつけられるケースです。波に巻かれ帽子が脱げ首にズレ落ち、そして水の抵抗で帽子はさらに負荷がかかり重くなり首を締めつけます。そしてなかなか水面に上がってこれない場合、苦しくて焦ったりするものです。海が荒れていたり波のサイズが大きくパワフルな日などハードコンディションの時にこのようなことは起こりやすいので使用は避けるなど、帽子の危険性も認識し利用するように心がけましょう。

2)オススメのサーフィン用帽子

人気ブランドなどオススメのサーフキャップ&ハットをご紹介、ストラップや形状などバリエーションを考えてセレクトしましたので少々盛りだくさんなラインナップですがよろしければ参考にご覧ください。前述でも説明しているように、波のコンディションによって上手に使い分けるのも楽しいと思いますので、1つとは言わず普段のファッションと同じようにタイプの異なるものをセレクトし使い分けるのもオススメです!筆者もそのようにしています。

サーフキャップ

前方につばがついたサーフキャップはこちら。ストラップ、生地素材、リージョネアスタイルなど、バリエーションを考えセレクトし。水陸両用で使えるものも多数あり。

サーフハット

全方向につばがついたサーフハットはこちら。ストラップ、生地素材など、バリエーションを考えセレクトし。水陸両用で使えるものも多数あり。