用途に応じた おススメのサーフボード スタンド(ワックスアップスタンド)

おススメのサーフボード スタンド(ワックスアップスタンド)

サーフィン時にワックスアップ(ワックス塗り)、水洗いする際に欠かせないサーフボードを置くためのスタンドの紹介。サーフポイントによって、砂浜やアスファルトでボードが砂まみれになったり、傷つけたりすることを避けることができます。それぞれのメリットデメリットも含め紹介しつつ、自作のサーフボードスタンドをご検討のあなたにも、DIYする前に読んで頂ければ参考になることともあると思います。

おススメのサーフボードスタンド

万能な定番のサーフボードスタンドからマルチに使える便利スタンドなど、厳選のおすすめのワックススタンドを紹介。

サーフボード スタンド(ワックスアップスタンド)

安定感よくどんなサーフボードにも合う定番スタンド

ショートボードからロングボードまでどんなタイプのボードにも安心して使える定番のサーフボードスタンド。2脚セットで構造的に安定感があり、足場が良くない場所でも馴染みやすい。幅も45cm程度あり、幅、長さのあるロングボードも安心して使用できるスタンドです。リペア用のスタンドとしても重宝します。

中央にU字のくぼみがあるのでレールのリペアにも便利。非力な方はロングボードなどデッキからボトムへ裏返す際にも一気に回転すると落とさないように気を使うのですが、U字に一旦置いてから裏返すと、そのような心配もなくなり安心です。簡単に折りたたみが出来、紹介の商品の素材はアルミなので軽くて錆びにくいのも嬉しい。ロングや長めのファンボードであれば、こちらをお勧めします。

さらにロングボードなど長いボードを砂浜等でニットケースに入れる場合、ケース・ボードを汚さず・傷つけずに入れるのって意外と大変なんですよね。そんな時にも少しコツや要領はありますが、このスタンドがあれば比較的簡単にニットケースに入れることができます。この後に紹介する他のスタンドだと不安定だったり、ボードを落としたりしてしまう可能性も高いので、使ってみるとやはりこの安定感は魅力です。どれがいいか迷ったら…これを買っておけば間違いないでしょう。ちなみに私もこのタイプを使ってます。

ちなみに、同じようなサイズ形状の鉄タイプもありますが、アルミが軽くておすすめ。また広げた際に、脚のストッパーとなる部分が手動で引っ掛けるタイプがあるのですが、広げたり閉まったりする際にワンアクション増えるので少々面倒、ここで紹介しているワンタッチで開閉できるタイプが手間がかからずオススメです。

引っ掛け不要のワンタッチタイプ

アルミ素材の商品にこのタイプが多く、単純に広げるだけでセットできます。閉じるときも単純に閉じるだけでOK!

サーフスタンド、アルミ素材、ワンタッチで開閉できる

ストッパーで引っ掛けるタイプ

鉄タイプの商品にこのタイプが多く、セットするときにストッパーを手動で引っ掛ける必要があります。閉じる時もこのストッパーを外して閉じます。ちょっとした手間なのですが、サっと出し入れしてサーフボードを置きたい、片付けたいってときに毎回この手間が煩わしくすら感じてました。また鉄素材で角が鋭いので一度、手を軽くカットしてしまったこともあり、気も使います。

サーフスタンド、鉄素材ひっかけストッパータイプ

類似スタンド

上記オススメのスタンドと類似のものありますので、紹介しておきます。こちらはカラーバリエーションが豊富で、価格的に若干安め。素材は同じくアルミで重さはほぼ同じ(若干軽い)、ソフトウレタンも厚みなどほぼ同じ仕様のようですが、違いとしてカラーが施され、ストッパーがワイヤーになっています。恐らくここの部分が価格が安くなっている要素と思われます。広げたり、折りたたむのは、さらに容易ですが、反面、折り畳んでもロックされにくいので持ち運びなどで開きやすいというデメリットはあるかも!?

もう一つあります、カラーバリエーションが豊富で、価格的に若干安め。素材は同じくアルミで重さもさらに軽量タイプ、違いとしてカラーが施されている点、ソフトウレタンも素材が異なり厚みも薄いこと、脚も若干細めかも!?設置時の高さも若干ですが低い。その分価格が安くなっています。ショートやミッドレングス用での使用ならこちらで十分そうです。むしろ軽量な分扱いやすいです。なおロングの場合は前述の商品の方がウレタンの厚みがありクッション性が良く安心感はあります。ただロングボードでの使用も問題はないと考えます。

マルチに使える便利なスタンド

2脚使用すればWAXアップ用のスタンドとして使えるスタンド。椅子や踏み台としてマルチに使えるのでサーフキャリアにボードを載せる際にも便利です。紹介のスタンドはワイドタイプで約5cmほど幅が広いようですが、それでも天板は38cmなので、ロングボードなど大きなサーフボードで使用する際は、油断するとずれ落ちるなど不安はあります。天板にはクッション材があるのでボードにもやさしい。こちらはショートボードや短めのファンボード用としてなら選択肢として考えて良いかと考えます。ホームセンターにも同様のタイプの踏み台はありますが幅が狭く、ショートボードなら検討の余地はありますが、実際に使ってみると、不満に感じたり、ボードを滑べらせて落としてしまいクラッシュさせたりして結局、買い替えることになる羽目に…商品にもよりますがそれほど価格的に差がないようなので、ここで紹介のスタンドの方が良いかと思います。

丈夫でコンパクトに折りたためるスタンド

100kgまでの重量に耐える丈夫さと安定感のあるサーフボードスタンド。コンパクトに折りたたみできるので車載時には場所をとらないのも嬉しい。ショートボード、短めファンボードのワックスアップや手入れにおススメ、丈夫なので2台あればロングボードなど長いボードはもちろん、カヤック、SUPにも使えるでしょう。

スタンドにもなるロングボードキャリーハンドル

3つの用途で使える便利なキャリーハンドル。持ち運びにくかったロングボードが女性でも楽に持てるキャリーハンドル。ハッチバック車のリアゲートに引っ掛けるだけでウェットスーツやタオルなどのハンガーバーとして利用できるのも嬉しい。ただし車種によっては取り付けできない場合もあるようですのでご注意ください。そして、2台あればサーフボードスタンドとしても使えます。ロングボーダーにとっては魅力的なアイテムではないでしょうか? ただ、ワックスアップスタンドとして使う場合、ボードを載せる部分がクッション材が無く、金属になるため、滑りやすかったり、クッションが無い分、ボードにとって優しくはありませんので、DIYでクッション材を巻くなどの対策が必要かもしれません。他にもスタンドとして使う場合、高さが低いのでロングのセンターフィンが、ワックスアップする際に地面に当たってしまう可能性が高いいうことです。ですのでワックスを塗ってからフィンは最後に付ける、海から上がった後のお手入れはフィンを先に外す。というルーティーンで行う工夫が必要になりそうです。それでも魅力的なアイテムであることに変わりはありません。

コンパクトに折りたためるリペアスタンド

組み立て折りたたみが簡単でコンパクトに折りたためるサーフボード用リペアスタンド。組み立て時の高さが47cmと高さも程よく作業がしやすい。Y型ヘッドによりレールのリペアにも便利 。倒れにくい構造で作業が安心のリペアスタンドです。またコンパクトに収まるので場所をとらずに収納可能、旅先や普段のサーフィン時のワックスアップにも使えます。基本的に自宅などでの必要な時に組み立て使用するのに向いており、普段のサーフィンでの手軽さとしてはこれまで紹介したものよりも、わずらわしさを感じるかもしれません。定期的なワックス塗り替えやリペアなどのメンテナンス用として1台持っておくと重宝すること間違いなしです。

自作スタンド

サーフボードスタンドなんかにお金を掛けたくない…、DIYで自作スタンドをつくって安くあげようなんて考える方も少なくないようで色々なアイデアの自作サーフボードスタンドをつくっているようです。それなりにしっかりとしたスタンドを作りたいと思えば、材料代で数千円と意外と費用も掛かっているようです。私の友人も自作しており、しっかりとした丈夫なスタンドを作っておりましたが、材料代は?と聞くとここで販売しているスタンドが買えてしまうという。買った方が安かったかも…なんて苦笑。

折りたたみサーフボード スタンドを車にコンパクトに積載(ワックスアップスタンド)

かなり手間をかけて、安くできないなら買った方が良くない?なんて思ってしまった私はつまらない人間なのだろうか!?。DIYすることが楽しみであるならばそれもありです。もちろん、自作スタンドで検索してみるとイレクターパイプを使い2000円くらいで安くつくっている方もいます。ちなみに私の友人も同じイレクターパイプを使って制作しているが、そんなに安くできていないのはなぜだろう? 塩ビだともっと安くできるのかもしれませんが、耐久性ではそれなりらしい。面白いものでは、100円ショップで販売している折りたたみイスを改造してスタンドにしている方も。かなり安くでつくることができそうですが、安定感に不安は感じます。いくら自作でも私ならサーフボードを大事にしたいので安定感に欠けるスタンドは使いたくない。万が一のことを考えると、数千円しか差がないのなら安心して使えるスタンドをお勧めします。

最後に

サーフボード スタンドの使用例(ワックスアップスタンド)

サーフボードのワックスアップスタンドも市販のものから自作まで選択肢は多い。今回、この記事を書きながら思ったのは、まずは市販の商品を良く調べつつ、自分が求めるスタンドが無かったり高すぎると感じるのであれば、自作できないか検討しホームセンターでどのくらいの予算でつくれるか検討してみると良いのではないでしょうか?いずれにしても、扱いやすさ、ボードの安全性を一番に考えて検討するのが良いのではないかと考えます。