【サーフボード基礎知識】テールの種類と特徴

サーフボードのテールの種類

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サーフボードにはさまざまなテール形状があり、それぞれが独自の特徴と利点を持っています。

サーフィンの醍醐味の一つは、適切なテール形状を選択し、その特性を最大限に活かして波に乗ることです。

この記事では、主要なテール形状について解説しています。それぞれのテールの特徴や適切な使用方法を理解することで、あなたのサーフスタイルに合ったサーフボード選びに役立てることができるでしょう。

サーフボードのテールの種類

nanazero(ナナゼロ)サーフボード ミッドレングス「MID02」deck

テールとは、サーフボードの末端部を指します。

テールは方向性を制御し、「ターン性能」「水の流れを制御」「フィンの位置を決定するなど」ボードの動作に大きな影響を与える重要な要素です。

サーフボードのテール形状にはさまざまな種類があり、波のコンディションやライダーのスタイルに合わせて選択されます。

なお、各テールの特徴を理解しておくことで、サーフボードの特性を知るための判断材料にはなりますが、サーフボードは各部位のバランスとトータル的なデザインで特性が決まり、テールだけで判断できるものではありません。

一般的なテール形状の種類には以下のものがあります。

スクエアテール(Square Tail)

サーフボード スクエアテール(Square Tail)

スクエアテールは、その名前が示す通り四角い形状をしており、広いテールエリアが特徴。

高い浮力&安定性を持ち、速度を維持しやすい。急なカービングやターンに対する反応が素早く、ライダーの要求に迅速に応えます。一方で反応が良い分、繊細な操縦性を求められるため、パワーのある波ではコントロールが難しくなります。

小波〜中波やメローな波向きと言えます。

スカッシュテール(Squash Tail)

サーフボード スカッシュテール(Squash Tail)

スカッシュテールは、幅広の四角い形状をしています。

スクエアテールの角張りにすこし丸みを帯びさせた形状で、幅広い波条件で使われる汎用性の高いテールデザインは、ターン時のレスポンスが高まり、スムーズなカービングやターンが特徴。ライダーの要求に素早く応えることができるため、多彩な波乗りスタイルに対応します。

波が速い場合や、バレル内でのライディング時に有効です。

ラウンドテールと同様にオールラウンドタイプのテールデザインといえますが、特に小波〜中波のコンディションと相性が良い。テールエリアは広い表面積を持っており、波に対するフローテーションを向上させ、高速ライディングを可能にします。

シャープな動きが特徴で平均的なビーチブレイクではこのテールデザインを好むサーファーが多いようです。

スワローテール(Swallow Tail)

サーフボード スワローテール(Swallow Tail)

スワローテールは、その名前が示す通り、燕(ツバメ)の尾のような形状をしています。

広いテールエリアにより、ボードの安定性が向上し高速なライディングが可能。燕の尾のような形状でターンの支点が2つになることが特徴で、よりテールを沈め易く、水の流れを効果的に分割し、サーフボードの方向を素早く変えることを可能にし、クイックな方向転換やシャープなターンが容易となります。

大きめのスワローはドライブ性がよく小波に適しており、スモール〜ミドルサイズの波用として施されることが多いです。

ピンテール(Pin Tail)

サーフボード ピンテール(Pin Tail)

ピンテールは、幅が細くシャープで先端が尖った細長い形状が特徴。

クラシカルなショートボードやガンボード(ビッグウェーブ用)などで採用されており、大きな波やパワフルな波でのライディングに適しています。

進行方向への安定性に優れる細長いテール形状は、波の力を効果的に分散し、急斜面を降りる際の安定性が高まります。そして、その優れた安定性は、高速でのスムーズで流れるようなターンを可能にし、ダウンザラインやカービング、バレルライディングなどに対応してくれます。

ラウンドピンテール(Round Pin Tail)

サーフボード ラウンドピンテール(Round Pin Tail)

ラウンドピンテールは、その名前が示す通り、丸みを帯びた尖った形状をしています。

ラウンドテールとピンテールの中間的なテールデザインは、非常に汎用性の高く、安定性とコントロール性が特徴。レールからレールへの移行が非常にスムーズで、高速でのライディングや急斜面の下りなど、様々な条件で安定性を提供します。尖った先端によりホールド性も高くなります。

また、バレル(チューブ)と相性もよく、バレル内でのフローを最大限に活かし、バレルライディングを楽しむことができます。

ロングボードやミッドレングスなどのビッグウェーブにも対応するオールラウンドなボードで採用されることが多い。

ラウンドテール(Round Tail)

サーフボード ラウンドテール(Round Tail)

ラウンドテールは、その名前が示す通り、丸い形状をしています。

丸みを帯びた形状により、スムーズで流れるようなターンが特徴。波の上での滑りやすさを提供し、滑らかなカーブを描くことができます。広い曲線を持つため、バランスを保ちやすく波に乗る際の安定感を提供。高速ライディングに適しており、波のパワーを効果的に利用することができます。

どんな波にでも対応できるためオールランドタイプのボードに採用されることが多いが、特に大きな波やフローのある波でのライディングに適しています。

また、バレル(チューブ)と相性もよく、バレル内でのフローを最大限に活かし、バレルライディングを楽しむことができます。

スムーズで滑らかな波乗りを求めるサーファーと相性が良い。

ダイアモンドテール(Diamond Tail)

サーフボード ダイアモンドテール(Diamond Tail)

ダイアモンドテールは、その名前が示す通り、ダイヤモンドの形状をしています。

ラウンドピンテールに比べ、やや角ばったデザインになっており、スムーズさと、よりシャープなターンが可能。ラウンドピンテールと、スカッシュテールの良いところを兼ね備えたデザイン。

水の流れを効果的に制御し、波のフェイスに対するグリップとコントロールを向上、高速でのライディングや大きな波でのフィーリングを失うことなく波を攻めることができます。

小波〜サイズある波まで幅広いコンディション対応、多様なライディングスタイルに適しています。

バットテール(Bat Tail)

サーフボード バットテール(Bat Tail)

バットテール(Bat Tail)は、その名前が示す通り、コウモリの羽を思わせる広がりのある形状をしています。

一般的に、幅広のテールエリアを持つバットテールは、波のパワーを最大限に活かしスムーズな滑走感と安定性を高め、高速ライディングを可能にします。特徴的なテールのエッジの効果により、急なターンやカービングに適しており、素早く方向転換しダイナミックなライディングを楽しむことができます。

フィッシュテール(Fish Tail)

サーフボード フィッシュテール(Fish Tail)

フィッシュテール(Fish Tail)は、その名前が示す通り、魚の尾のような幅広で二つに分かれた形状をしています。

一般的にはフィッシュボードと呼ばれる幅広いサーフボードに用いられます。

広いテールエリアにより、小さな波でも十分なフローテーションを提供、加速性も高く高速でのライディングが可能です。小波〜中波のコンディションで特に優れたパフォーマンスを発揮します。

二つに分かれた形状により、ターン時の旋回性が高く、急なカービングやシャープなターンに適しています。