ウェットスーツの頑固なワックス落としにオススメの洗剤ウェットシャンプー | サーフィンマガジン「73NAVI(なみなび)」

ウェットスーツの頑固なワックス落としにオススメの洗剤ウェットシャンプー

ウェットスーツに付着した頑固なワックスがキレイに落ちるオススメの洗剤・ウェットシャンプー

ウェットスーツのお尻、胸、腹部などに付着した頑固なワックス汚れをキレイに落とすオススメの洗剤(ウェットシャンプー)とは。ウェットスーツのワックスの落とす方法から長持ちさせる日頃のお手入れ・洗い方、干し方、ケア方法について紹介します。洗い方の動画あり!

1)頑固なワックス汚れをキレイに落とす洗剤(ウェットシャンプー)

サーフボードの滑り止め・グリップ力を高めるためのワックスですが、ウェットスーツへの付着が悩みの種。サーフィンの回数を重ねる度に付着したワックスは中々取れません。せっかく高価なウェットスーツを買っても、普段からのお手入れが不十分であれば、伸縮性など機能低下や劣化を早める原因になり本来のパフォーマンスを十分に発揮することができません。見た目の印象も悪く気分も下がりますよね。

オススメのウェットシャンプー&ソフナー

ウェットスーツ用の洗剤(ウェットシャンプー)は、全般的にワックスやシミ汚れなどを落とすのに一定の効果はあると思われます。あくまでも個人的な見解ではありますが、いくつか試した中でも、その効果を特に実感できたのが「すっきりの素」というウェットスーツ用シャンプー。そして柔軟剤(ソフナー)「ふわふわの素」と併せて使えば老化防止と柔軟性UPに。下のビフォーアフターの比較画像はこの洗剤を使って洗ったものです。ご覧のとおり、ほとんどのワックスを落とせていることがお分かりかと思います。ちなみ若干ワックスが落ちきれていない箇所もありますが、もう少し念入りに洗うことでキレイに落とせます。さらに言えばこのウェットスーツは数年間、ワックスが付着(固着)したままの状態で保管されていたものです。ご覧のように、あなたがお悩みの頑固なワックス汚れをキレイに落としてくれる洗剤であることはお分かり頂けたとおもいます。

ウェットスーツのワックス汚れを落とすビフォーアフター(ヒップ部拡大)

以前、このような内容の記事を見かけました。「ウェットスーツ用の洗剤(ウェットシャンプー)ではワックスは落ちない。」のでサーフボード用のリムーバーを使って落とすと言ったような内容でした。ウェットシャンプーによっては、あまり効果が期待できない商品もあると思いますが。少なくともこの「すっきりの素」は落ちます。ウェットスーツ用の洗剤として配合されたウェットシャンプーで落とせるのであれば、わざわざリムバーで代用する必要もありませんし、専用に作られたものですのでウェットスーツに余計な負担を掛けることなく安心して使用することができます。 とはいえ、年季の入った頑固なワックス付着の場合、容易に落とすのは簡単ではありません。洗い方(落とし方)にもちょっとしたコツがありますので、この後で洗い方についても紹介します。

これまで使っていたウェットシャンプーでは落とせなかった方へ

ウェットスーツのワックス付着にお悩みの方も多いためか、サーフボード用のリムーバー以外にも、アイロンで温めるだけでワックスが消えてなくなる方法…なんてユニークな落とし方などもありますが、それってアイロンで温めたワックスがウェットスーツの繊維の中に染み込んで、見えなくなっただけなんですけど(汗)…と個人的にはお勧めできないような方法もあるようです。ウェットスーツを少しでもいい状態で長く愛用することを目的とするのであれば、専用のウェットシャンプーが一番です。これまで使っていたウェットシャンプーでは落とせなかった方も、他の方法を試す前に、騙されたと思って一度使ってみてください!!!

ウェットスーツに染み込んだ海水の汚れや塩分、汗を落とせてますか?

サーフィン後のウェットスーツのケアはどのようにされてますか?例えばこんな洗い方してませんか?「シャワー(水)をかけて砂や塩水を簡単に流すだけ」、意外と多いと思うのですが、これだと表面の砂と塩水が流れるだけで、ウェットスーツの繊維に染み込んだ海水や汚れはほとんど落とせていません。もちろん付着したワックスなんてほとんど落とせるはずもないでしょう。普段からしっかり使用後に洗っている方はお分かりいただけると思いますが、この後で紹介する洗い方で洗ってみれば、1回のサーフィンで付着した海水の汚れなどをどれだけ落とせていないのかがお分かりいただけることでしょう。このように繊維に染み込んだ海水の汚れや塩分、汗など、ほとんど落とせていない状態で干し保管され続けているわけですので、伸縮性・パフォーマンス性の低下や寿命に悪影響が出るのも想像できるのではないでしょうか!?

普段のケアでこそ発揮

ウェットシャンプー「すっきりの素」は度重なるサーフィンで付着した頑固なワックスを落とすのに効果的ですが、本来はサーフィン後の普段のケアでこそ発揮してくれると考えます。洋服だって洗剤を入れずに洗濯なんてしませんよね!?、ウェットスーツも一緒です。「すっきりの素」で是非!毎回洗ってあげてください。恐らく、その日に付着したワックスを意識して落とそうとしなくても、適度に洗っているだけでも、かなりキレイ落とせていることに気づくことでしょう。一年間シャワーだけで水洗いした場合と、これを一年間続けた場合では、ワックスの付着量は雲泥の差になるはずです。もちろんわざわざ比較しなくてもその違いを実感して頂けるでしょう。これまではワックス付着が気になっていた方も、常にキレイな状態で使用することができるようになり、伸縮性・パフォーマンス性などコンディションの良い状態で使え、高価なウェットスーツの寿命を延ばすことにつながります。なによりキレイなウェットスーツで気分良くサーフィンできるのも嬉しいものです。

2)ウェットスーツの洗い方

洗い方はウェットスーツに付いた頑固なワックス汚れの落とし方&普段のサーフィン後の洗い方(ケア)でも詳しく紹介していますが、改めてこちらで紹介します。

ウェットスーツの洗い方については「サーフィン後の普段の洗い方」から「頑固なワックス汚れをキレイに落とす方法」まで動画を作りましたので、こちらをご覧いただければわかりやすいと思います。以下の内容は動画と重複する内容になってしまいますが、動画では紹介しきれなかった内容や補足なども合わせて紹介しておりますので、動画をご覧のあとにおさらいとして読んでいただけると参考になるのではないかと思います。


準備するも

準備するもの:ウェットスーツ用「すっきりの素 ウェットシャンプー250ml」 ウェットスーツ用「ふわふわの素 ウェットソフナー250ml」 TLS ウォーターボックス バケツ

  • ウェットスーツ用「すっきりの素 ウェットシャンプー250ml」
  • ウェットスーツ用「ふわふわの素 ウェットソフナー250ml」
  • バケツ(ウォーターボックス)
  • ウェットスーツ用ハンガー
  • 水 または ぬるま湯(熱いお湯はNG)

バケツをお持ちで無い方は、この機会にサーフィン用品として販売されているウォーターボックス(バケツ)などを検討してみてはいかがでしょうか?。以下のようなウォーターボックスは容量も大きく、サーフィンに必要なウェットスーツやインナー、ポンチョ、フィン、ワックス、水を入れたペットボトル・ポリンタンクなどの道具入れる容器としても使ったり、ウェットスーツを脱ぐときはバケツの中に足ごと入ってしまえば、汚すことなく脱ぐことができます。あとはそのまま持ち帰って洗うこともできるのでとても便利です。

バケツ(ウォーターボックス)

洗ったばかりのウェットスーツは沢山の水を吸っていますので、ハンガーに掛けて干す際に肩部への負担もより大きくなります。負担を減らすためにも幅広のハンガーを使用し、ウェットスーツの肩周りへの負担を最小限に抑えたい。また保管時も長期間ハンガーに掛けっぱなしになるので肩周りの劣化を最小限に抑えるためにも幅広のハンガーを使用したい。

ウェットスーツ用ハンガー

サーフィン後の普段の洗い方

「普段のケア(洗い方)は後でいいから、先にワックスの落とし方を教えてよ~」と言われそうですが…、これには基本の洗い方を知ってもらう意味もありますので順番に読んで頂きたい。

水、またはぬるま湯で洗う

バケツ(ウォーターボックス)を準備し、水、またはぬるま湯で洗います。ぬるま湯の場合はできるだけ水に近いぬるま湯が良いです。また熱いお湯は厳禁です!その理由としてウェットスーツの生地は層になっており剥離の原因になったり、また、つなぎ目・縫い目にはボンドやシームテープ(メルコテープ)が使われており、接着面が弱まったり剥がれやすくなったりしますのでご注意ください。

ウェットスーツのつなぎ目・縫い目、ボンドやシームテープ(メルコテープ)、接着面

やさしく押し洗い

水を入れたバケツに、ボトルの後ろに明記されている適量のウェットシャンプーを入れかき混ぜます。それではウェットスーツを入れて洗っていきます。通常、サーフィン後でしたら、軽く押し洗いするようなイメージを繰り返し、ウェットスーツの表面、裏面(インナー側)をひっくり返し洗います。この時、綺麗に汚れを落としたいからと強く激しく押しながら洗うのはウェットスーツの縫い目、接着面、ラバー素材などの生地に負担をかけてしまうためNGです!「ゆっくり…軽~~く…押すようなイメージでやさしく洗うことがポイント」です!バケツの底まで強く押し付けるのではなく、軽く沈む程度にやさしく押すイメージです(この時に発生する水流と生地同士の軽い摩擦で洗浄してくれます)これだけで付着した海水や汚れ、ワックスなども十分に落としてくれます。しっかり落としたければ、繰り返し行い時間をかけて洗うことです。しつこいようですが荒々しく力を入れて洗うのは縫い目や接着面、保護テープ、生地などを傷めることになりますのでご注意ください。

すすぎ / ウェットソフナー(柔軟剤) / 干し方

汚れた水を捨て綺麗な水に入れ替え、しっかりすすぎをしてください。すすぎは1、2回やるといいと思います。あとはウェットが浸るくらいの水にソフナーを適量いれて混ぜ、その中に5~10分ほど浸しておけばOK!、ソフナーの後はすすぎは不要。そのまま風通しの直射日光の当たらない日陰の場所等に干してください。なおウェットソフナー(柔軟剤)に関しては毎回できればベストですが、頻繁にサーフィンする場合には、毎回ソフナーで つけ置きするのも面倒なので、数回に1度でもいいかもしれません。筆者も面倒なのでウェットソフナーは毎回できていません(汗)。

頑固なワックス汚れをキレイに落とす方法

頑固なワックス汚れをキレイに落とす方法

まずは「サーフィン後の普段の洗い方」と同じようにウェットシャンプーでやさしく押し洗いします。ある程度押し洗いをしたら、ワックスの付着や汚れた部分を、動画のようにウェットスーツの生地同士を擦る(こする)ようにモミ洗いします。ワックスが沢山こびり付いた部分は次第に消しゴムのカスのように白い塊がどんどん出てきます。これが付着していたワックスです。たまにバケツの水でカスを払い流しながら繰り返しそのままモミ洗いを続けてください。普段のケアを怠っていたウェットスーツの場合、カスや汚れがバケツの中に溶けだして泥水のように濁ってきますので、あまりひどい場合は一度バケツの水を捨て新しい水に入れ替え再びシャンプーを入れモミ洗いをすると良いでしょう。普段お手入れをしっかりされている方やワックスの付着が少ない場合はこれだけで十分に綺麗になっていると思います。

ウェットスーツのワックス汚れを落とすビフォーアフター(全体)

しつこいワックス付着をもっと素早く落とす

「こんな洗い方じゃとても間に合わないよ・・・」って方はご安心ください。ここからが本領発揮です。直接、シャンプー液をワックス付着や汚れが酷い部分につけて、手で塗り広げて馴染ませてください。あとは同じようにその部分の生地同士を擦る(こする)ようにモミ洗いします。先程の比にならないくらい消しゴムカスのようにワックスが大量に出てくるはずです。バケツの水でカスを払い流しながら繰り返しそのままモミ洗いを続けていくうちに綺麗に落ちます!綺麗に落としたら、新しい水に入れ替えすすぎ洗いします。大量のシャンプーや汚れが内部に浸み込んでいますので普段よりもすすぎも念入りに2,3回程度行ってください。

モミ洗いの注意点

注意点としてモミ洗いの際にウェットスーツの接着面や縫い目、インナー側のシームテープ(メルコテープ)などを貼っている部分はそれらの接着や繋ぎ目を傷め剥がれを引き起こし浸水の原因にもなりますので、傷めないように避けてもみ洗いすること。またモミ洗いの際にはウェットスーツ同士を擦りながらモミ洗いするわけですので表面の生地にも少なからず負担が掛かるので、ゴシゴシ洗うのではなくやさしくモミ洗いするイメージで洗ってください。洗い方によってはウェットスーツを傷める要素を含んでおりますのでご了承の上、自己責任で実施をお願いします。なお、ウェットスーツは小まめにケアしていても経年劣化などで接着面や縫い目、インナー側のシームテープ(メルコテープ)が剥がれるなどの症状が出てきます。このような症状に気付いたらこの場合には、なるべく早めにメンテナンスしておくことをお勧めします。詳しくはウェットスーツのリペア方法「綺麗に修理するコツ教えます!」をご覧ください。

ウェットスーツに負担をかけないケア方法

こびり付いた頑固なワックスを落とすには、ウェットスーツの生地同士を擦る(こする)ようにモミ洗いしますが、この行為には少なからず生地や接着、縫い目の縫製部などに負荷をかけてしまいますので、年季の入った頑固なワックス汚れであれば、より負荷もかかるので、「やりすぎない・なるべくやらずに済むようにする」ということが理想です。それには普段から使用後(サーフィン後)には「サーフィン後の普段の洗い方」を実行する習慣をつけることが一番と考えます。 習慣になると大した手間でもありませんし、キレイになったウェットスーツを見るのも、それでサーフィンできるのも気分がいいものです。ウェットスーツ用「すっきりの素 ウェットシャンプー&ふわふわの素 ウェットソフナー」を活用しサーフィンライフに楽しんでください。